こんにちは、紀香です＾＾
先日、フェルメール展大阪に行ってきました！
フェルメールの作品って、私１つしか知らなかったのですよね；
こんなにもたくさんあるんだ～とびっくりしたのですが、最後まで
フェルメール展を見てみると、あれ？なんかおかしくない？
私、見逃した・・・？
その時この記事にも描いたのですが、アレがないんです＞＜；
あんなにＴＶでフェルメール特集とかも放映されていたのに！
え・・・、もしかして、フェルメール展って大阪と東京でなんか違う？
そんな私の実体験から生まれた疑問を解決してみました。
フェルメール大阪に真珠の耳飾り来た！？
フェルメールと言えば、私の中で、”真珠の耳飾りの少女”（青いターバンを巻く少女）
この作品しか、フェルメールの作品のイメージがなかったのですよね＾＾；
今回も、これが来るのかなぁと思っていたのですが、そうではなく、よく似た
タイトルで、絵の雰囲気は全然違う作品である、”真珠の首飾りの女”という
黄色の服に頭は、青のターバンは、巻いておらず、茶髪の髪の毛をかわいらしく
頭上にまとめ上げ、サーモンピンクのリボンの髪飾りをつけている絵画です。
実際に、作品をよーーく見ると、確かに何かを手元でなんか触ってる！
あ、これネックレス？真珠の耳飾りの少女は、大きな耳飾りだったけれど
この真珠の首飾りの女は、さりげないネックレスをつけているんだな～と
私は、妙な関心をしていました笑
そうなんですよね、作品をネットで見たときには、髪飾りがかわいいなとしか
思わなかったので、タイトルのことには、なんとも思わなかったのですが
真珠の耳飾りの時は、少女だけど、今回のこの作品は、女になってるのですよね！
少女じゃない！ってことに最初気が付きませんでした笑
だから、アクセサリーも耳飾りの時よりも小さいのかな？って感じました。
フェルメール大阪の牛乳の作品どこ？
そんな感じで、真珠の耳飾りをはじめとして、様々なフェルメールの作品を
鑑賞していたのですが、3部屋目に入っても、なかなかお目当ての作品に出逢えない。
あれ？私、なんか、作品すっとばしちゃったっけ？
テレビでフェルメールの作品特集をしていた時も、テレビＣＭでもしていた、
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」がない！！
あの、食卓のツボみたいな器に牛乳の分量が見えないのにツボになめらかに
注がれていく牛乳の姿が拝める作品がない！！
フェルメールの特徴とも言われるラピスラズリの青とフェルメールイエローと
テレビで押しに押しまくっていた見所の、あの作品がない！！
んな、バカな！！そんなことは、ない！きっと、私のことだから、かっ飛ばしちゃったに
違いない！！そんな思いもよぎり、美術館を逆走したりしてみましたが、見当たらず。
（美術館って順路というか列ないんですよ、みなさん。知っていましたか？）
結局最後まで、牛乳を注ぐ女の作品には、出会えませんでした。
その代わり、お土産コーナーのレプリカ絵画の牛乳を注ぐ女や、オランダつながりで
コラボしたであろうミッフィーちゃんが、牛乳を注ぐ女に変身しているぬいぐるみに
なら、出会うことができました；
本物が、見たかったなぁ・・・。
大阪には、真珠の首飾りの女もいなかったような気がする・・・。
フェルメールの大阪って東京と違う？
結局、なんで”牛乳を注ぐ女”の絵は、なかったんだろう・・・というもやもやを
抱えて家に帰ったのですが、色々と調べていくうちに、そういうことか！と
わかってきました笑
そうです、私は、一生懸命に”牛乳を注ぐ女”の作品を探していたのですが、
そもそも大阪で行われるフェルメール展では、公開していなかったんです。
”牛乳を注ぐ女”は、東京のみでの公開だったんです、なんだよ～なんでも首都中心
なのか～と真実を知っても、落胆気味だったのですが、ちゃんと大阪限定の
作品もあったのですよね。
それは、”恋文”という作品です。なんとも淡い響きのタイトルがつけられた絵画
ですが、構図は、思わず引き込まれる絵画になっています。
なぜならば、部屋の奥の奥の方をのぞき見しているかのような構図になっている
からなんですね。
チェス盤を想像させるような白黒のタイルが足元には広がり、椅子には、黄色の
服を着た女性が膝にリュートというギターのようなマンダリンのような楽器を
持っています、反対側の手には、メイドさんから渡されたのでしょうか？
手紙を握って、メイドさんに「これ、ホンマに私宛なん？」とでも聞いてるかの
ようです。メイドさんは、穏やかそうな顔で、お手紙ですよ～っとでも
言っていそう。そういう絵画です。
牛乳を注ぐ女のことしか、私は考えられなかったので、これか～よく知らない
作品だしなぁ～とこの作品を見たときは思っていました。
今、改めて思いだしたり、ネットで絵画を見てみてると、なんとも不思議で
見入ってしまう作品だなっと思います。見ていて飽きないんですよね～
フェルメール大阪まとめ
そうそう、色々と調べてわかったのですが、大阪のフェルメール展は、
この”恋文”が限定公開ですが、東京は、”牛乳を注ぐ女”の他にも
”赤い帽子の娘”という、深みのある青い服に頭には、大きなツバのついた
真っ赤な帽子を被った色白の娘の絵が日本初公開されていたんですよ。
美術作品って東京、大阪で公開されてるものって基本同じ作品が巡回して
いるものだと思っていたので、実は、まるっと全部同じじゃないんだと
知ってびっくりしました。
また、何かの機会で日本に”牛乳を注ぐ女”や”赤い帽子の娘”が来たら
私も見に行きたいな、東京は公開が終わってしまいましたが、大阪は
5月12日まで大阪市立美術館で公開されているので、
ぜひ、足を運んでみてみてくださいね＾＾
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