こんにちは、紀香です＾＾
節分時期の京都の壬生寺といえば、1，2位を争うほどの人気っぷり。
壬生寺は、京都の裏鬼門にあたり、およそ900年以上前に、
平安時代に白河天皇が「厄除け節分会」を始めたと言われています。
新選組ともゆかりがある歴史あるお寺です。
壬生寺の節分会はいつからいつまでなんだろう？
厄除けと開運を祈願すると言われている、お焚き上げのようなものって
何時から何時まで？
ぜんざいが食べられるって聞いたんだけどそれはいつ？っという
気になることをまとめてみましたので、ご参考にどうぞ＾＾
壬生寺の節分はいつまで？
壬生寺の節分は、2月2日から4日まであります。
壬生寺では、期間中は、何かしらあるのですが、
2日と3日には、重要無形民俗文化財となった壬生狂言を
見ることができます。壬生狂言については、
こちらの記事に詳しく書いていますので参考にどうぞです。
◆壬生寺の節分は混雑してる？狂言の時間は？
お焚き上げのようなものはいつあるのかな？と
いうことですが、初日の2月2日にあります、大護摩祈祷
呼ばれるもので山伏（やまぶし）と呼ばれる山の中で修行を
している修験道の人々によって壬生寺の境内で行われています。
大護摩祈祷は、どういったものなのかというと、奉納された
願いなどが書かれている多数の護摩木と呼ばれる厚みのある木材を
乳木で焚いて、厄除け開運を祈願するものです。
壬生寺の節分の時間は？
壬生寺の大護摩祈祷が2日の何時から始まるかについてですが、
14時から始まります。
ただその1時間前のお昼過ぎの13時には、山伏と稚児が本堂に
集まって山伏と稚児による練り供養が行われ壬生寺から
徒歩３分のところにある梛神社に行きます。
時間に余裕がある方は、そこから見物してみるのもありかと
思いますが、14時に山伏は壬生寺に帰ってくるので、
そこからでも十分に楽しめますよ。
大護摩祈祷が始まる30分くらい前に場所取りしていると
安心して見ることができます、風向きによっては、
灰が飛んでくることもあるので、汚れてもいい服や
あったかい恰好で参加してくださいね。
大護摩祈祷の内容と見所を簡単にお伝えすると、
15時くらいまでのおよそ1時間行われます。
14時に壬生寺に帰ってきた山伏が本物かどうか持ち物や
質問によって、確認する山伏問答が最初にあります。
その山伏問答で本物だと認められると3つの儀式が始まります。
最初の儀式は、法弓の儀です。
東西南北にそれぞれを守護する方角に向かって天に矢を放ち、
護摩壇を邪気払いします、その時の方角や矢の色に注目して
みてくださいね。
東は青龍が守護し緑色の矢が放たれ、南は朱雀が守護し朱の矢が
放たれます。西は、白虎が守護しており、白い矢が放たれ、
北には、紫がかった紺色の矢が放たれ玄武が守護しています。
そして、最後の矢は、不動明王を象徴する黄色の矢が
北東に向かって放たれます。
法弓の儀が終わりその後に、法剣の儀と呼ばれる剣先で”光”の
字を切る儀式が行われ、これは、よこしまな心や悩みを断ち切り
清めるという意味が込められています。
その後続いて法斧の儀で斧が登場して、住職や山伏の読み上げが
終わると、いよいよお焚き上げで、護摩壇に火がつけられますよ。
護摩木を燃やし、祈祷をし、15時ごろには儀式は終わります。
壬生寺って節分にぜんざいもらえる？
一息つきたいな、壬生寺ってぜんざいが食べられるって
聞いていたのだけど、それはどこでもらえるのかな？に
ついてですが、
残念ながらそれは2月の2日ではありません。
最終日の2月4日です。
招福ぜんざいと呼ばれる小豆とお餅が入った食べ物です。
お餅は、本堂の前にお供え物として飾られていた鏡餅の
1部なんですよ＾＾
例年、朝の10時から先着で1000人に無料で、
振舞われるのですが、ものの30分程度でなくなってしまいます。
ぜんざい目当ての場合は、１時間前には、
並んでいるくらいでないと厳しそうですね。
壬生寺節分まとめ
壬生寺の節分会はいつからいつまでについては、
壬生寺の節分は、2月2日から4日まであります。
厄除けと開運を祈願すると言われている、壬生寺の
大護摩祈祷は2月2日の14時から15時の間です。
大護摩祈祷が始まる30分前に場所取りをしたので
間に合います。
大護摩祈祷の内容と見所を簡単にお伝えすると、
14時に壬生寺に帰ってきた山伏が本物かどうか持ち物や
質問によって、確認する山伏問答が最初にあります。
その後に3つの儀式が始まります。
最初の儀式は、法弓の儀、法剣の儀、法斧の儀と続き
住職や山伏の読み上げが終わると、お焚き上げです。
護摩壇に火がつけられ護摩木を燃やし、祈祷が行われる
流れです。
そして、ぜんざいを頂きたい場合は、日にちが違うので
注意です。
招福ぜんざいが振舞われるのは、最終日の2月4日です。
例年、朝の10時から先着で1000人に無料で、
振舞われるのですが、30分程度でなくなってしまいます。
京都には、いくつかぜんざいが食べられるお店があるので
4日のぜんざいを食べられなくてどうしても、
食べたい場合は、
烏丸駅の近くにある”うめぞのカフェアンドギャラリー”という
カフェが1000円前後でさまざまな種類のぜんざいを食べられるので、
もしよければ参考にしてみてくださいね＾＾
私は、ここの”ぶっちゃけぜんざい”というメニューが栗が入ってて
甘さ控えめで好きです。
こちらの記事もご一緒にどうぞ
◆吉田神社の節分の露店の時間は？夜もやってるの？
◆吉田神社の節分祭の福豆の景品は抽選なの？
◆雪見だいふくのほうじ茶はどこ？値段や味は？
◆インフルエンザの潜伏期間はどのくらいから兆候があってどうするのがいい？
